軽貨物ドライバー必見!軽貨物車両のメンテナンスとトラブル対処法
2019-08-28 フェリクシード Logicco , ロジッココラム
こんにちは!フェリクシードロジッコです。
毎日配送をしていると突然車のトラブル発生!という事もあるかもしれません。
トラブルを減らすために、車検やプロのチェックは絶対に欠かせませんが、日頃から自分でできるメンテナンスを行っておくこともとても大切です。
「車のメンテナンス」と聞くと、専門的で難しいことのように感じるかもしれませんが、故障しそうな場所がないかチェックするだけでもトラブルを予防することに繋がります。
そこで、今回は簡単に自分でできるメンテナンスとトラブル時の対処法についてご紹介していきます。
車両のメンテナンスをしないとどうなるか、については以前の記事で触れてありますのでご確認ください。
▼参考:「目指せ!スーパー宅配ドライバー!」⑩車両のメンテナンスの重要性について
自分でできる車両メンテナンス
エンジンオイルのチェック
平らな場所に車両を停め、エンジンを停止します。
(1)エンジンが冷えるまで待ってからボンネットをあけます。
(2)エンジン近辺にあるオイルゲージを引き抜き、布などで拭いてきれいにして戻します。
(3)ゲージについたオイルの位置(印を目安にする)でおよその残量をチェックします。
詳しい手順は下記の動画がわかりやすいのでおすすめです。
<車のエンジンオイルの適正量チェック>
タイヤのチェック
タイヤの溝が4mmになったら交換目安です。
新品が8mmですのでそれに比べてどのぐらい溝があるか確認しましょう。
その際に、ヒビ割れ、キズ、貫通物がないかも、あわせてチェックもしましょう。
ダンロップタイヤの公式動画がわかりやすいので参考にしてください。
<溝の確認方法>
また、空気圧のチェックもするようにしましょう。
自分の車の空気圧は運転席側の右後ろの柱(Bピラー)にシールで貼ってあるので、
それを目安にガソリンスタンド等で確認しましょう。
以下の動画を参考にしてください。
<空気圧の確認方法>
冷却水の確認と交換
車の冷却水は、エンジンの冷却を行ないオーバーヒートを防ぐ役割があります。
冷却水は少しずつ減少するので、少なくとも半年に一度確認し、2年に一度ぐらいで交換していくことが目安になります。
冷却がしっかり行われているのを確認するためには
車内の計器で「水温計」を確認するのが便利ですが、最近は水温警告灯のみになっている車もあります。
ボンネットを開けることで、薄透明の冷却水タンクを簡単にに確認することができますので、この方法を覚えておく方が安心です。
確認時に残量が減っていれば補充を行います。
<冷却水の補充>
冷却水に濁りがある場合は補充ではなく、交換が必要です。
「クーラントチャージャー」と呼ばれるツールを使い、自分でも交換することが可能です。
ネット通販や車用品店で購入することができます。
<冷却水の交換>
ワイパーのチェックと交換
ワイパーが、フロントガラスの雨水をキレイに拭き取れなかったり、
拭いたあとにすじができてしまったり、
ガガガ…と滑らず引っかかったような音を出しながら動く状況でしたら
もう交換のサインです。
ワイパーゴムの劣化による切れや硬化がないかを確認しましょう。
交換はとっても簡単ですので、動画を参考に真似しながらやってみてください。
<ワイパー交換>
思わぬトラブルを避けるためにも日頃から自分でも車両をよく確認する習慣をつけていきたいですね!
次に、実際のドライバーが遭遇した車両トラブルとその対処法をご紹介させていただきます。
トラブル・メンテナンス対応
エンジン警告灯が点灯したとき
車を運転しているときに突然エンジン警告灯が点灯したら、びっくりしてしまいますよね!
エンジン警告灯がついてしまう理由としては、
O2センサーやエアフローセンサー、
イグニッションセンサーやバッテリーセンサー、
カム角度・クランク角度センサー、アクセルポジションセンサー
その他の様々な異常が考えられます。
では、エンジン警告灯が点灯してしまったら・・・
(1)何度かエンジンをつけたり切ったりして様子をみる。
(2)警告灯の色を確認
黄色→緊急性は低い
赤色→緊急性が高いため走行を控えてディーラーへ
これを目安に判断していくとよいでしょう。
車がオーバーヒートしたとき
オーバーヒートとは、エンジンの本体が高温状態になっている状態で、夏に多いトラブルです。
エンジンオイルの不足やオイルの劣化がオーバーヒートの原因となります。
水温計があがったり走行時の感覚の異常を感じたりした場合、そのまま運転すると走行中のエンストの可能性もあり非常に危険です。
水温計の上昇や走行時の感覚に異常を感じたら・・・
(1)安全な場所にただちに車両を停車させる
(2)すぐにエンジンを切ってしまうと、冷却水が循環せずに、温度が急上昇したりエンジンが焼き付く可能性があるため、冷却水が残っている時はエンジンを掛けたままにする。
(3)冷却水の残量が確認できない場合や冷却ファンが回っていないとき・冷却水が漏れている場合はエンジンを切る。
(4)ロードサービスに連絡
* * *
いかがでしたか?
運転は得意でも車のメンテナンスは苦手というドライバーさんも沢山いらっしゃいます。
最初はわからないことばかりかと思いますが、フェリクシードロジッコではドライバーさんにそういった不安な面のフォローも行っております。当社でドライバーとして働く際はぜひ安心してくださいね!
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