大雪の日の運転でも焦らない!4つのポイント&トラブル対処法


2022-12-15     フェリクシード Logicco , ロジッココラム


こんにちは!フェリクシードロジッコです。
師走も半ばを過ぎ、積雪がみられる地域も増えてきましたね。昨シーズンは各地で大雪の被害がニュースとなりましたが、今年の雪はどうでしょうか。
雪は多すぎず少なすぎず、ほどほどの量に落ち着いてほしいものですね。

さて、大雪の日はできるだけ外出を控えたいところですが、軽貨物ドライバーはそんな中でも配達に向かわなければならないときがありますよね。

雪道での運転では、スリップ、スタック(立ち往生)など雪に伴う事故、トラブルも多く起きます。これらのトラブルはどのようにすれば回避できるのでしょうか。また、雪にタイヤが埋もれるなど立ち往生してしまった場合はどうすればよいでしょうか。

今回は、大雪の日の運転で焦らないための4つのポイントとスタックしてしまったときの対処法をご紹介します!

雪道の運転で注意したい4つのポイント

1.車間距離は広めに

配達時に車を路肩に停める時などは前後の車両との距離に注意しましょう。
雪道は滑りやすく、ブレーキが利いて停止するまでの制動距離が長くなります。車間距離は広めにとりましょう。

2.「急」のつく運転はしない

スリップを避けるため、急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキなど、急のつく操作はしないようにしましょう。
とかく時間に追われがちな軽貨物ドライバーですが、雪道での運転ではいつも以上に焦りは禁物です。ゆとりのある運転を心がけましょう。

3.坂道では停車を避ける

坂道は特に滑りやすい場所です。
上り坂で停車すると再発進がしにくいため、可能な限り、上り坂での停車は避けると良いでしょう。

加えて、坂道での運転のポイントを押さえましょう。
▼上り坂
平坦なところから助走をつけ、アクセルの踏み込みを一定に
して上る
▼下り坂
低めのギアで、エンジンブレーキを使い、減速しながら
下る

4.細い道は避け、大通りを中心に

可能な限り、交通量が多く除雪がされている広い通りを選びましょう。駐車位置から配達先までの距離を考えながら適切な場所を探します。
細い道や交通量の少ない道は除雪が行き届いていないことが多く、入れないか、入れたとしても出られなくなってしまう恐れがあるため、通行を避けましょう。

スタックしてしまったときは…

車周辺の雪を取り除く

スコップなどで車周辺の雪を取り除きます。
車をゆっくりと前後に動かし、タイヤ周辺の雪を踏み固めたり、足で踏み固める方法もあります。

ちなみに、豪雪地域などで道路脇に砂箱が設置されている場所であれば、その砂を駆動輪の周りにまくとグリップ力がアップするので試してみましょう。

布やフロアマットを使う

タイヤと雪の間にタオルなどの布やフロアマットを挟み、ゆっくりと発進することで車を動かせる場合があります。
この方法を試すときは、アクセルを踏み込んだ際に挟んだものが後方に飛び出すことがありますので、気を付けましょう。

カー用品店などで販売されている雪脱出プレートを車に常備しておくのもオススメです。

他の車にけん引してもらう

けん引ロープを用意しておけば、他の車にけん引してもらうことができます。
また、近くに人がいる場合は救援をお願いし、後ろから押してもらうのも有効な手段です。

ロードサービスに電話する

加入している保険会社やJAF(日本自動車連盟)のロードサービスに救援に来てもらうよう依頼します。
ただし、保険会社のロードサービスでは状況により対応してもらえない場合もあります。
また、大雪の時は依頼が殺到していて、到着までに数時間かかることもあります。

* * *

いつもは少しでも効率よく、手早く作業することが求められる軽貨物ドライバーですが、大雪の時は安全第一。事故やスタックが起きてしまうと、その処理だけで数時間を要して、その間お仕事が止まってしまいます。

少しでも危険を感じたら決して無理をしないことが、結果としてお預かりした荷物を守り、ドライバーの身を守ることにもなるということですね。

雨の日でも雪の日でも毎日お仕事があるのが軽貨物ドライバーです。
安定して仕事を続けるために、どんな天候でも焦らず対応できる知識とスキルを身に着けておきましょう!

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