配送ドライバーも健康診断を受ける必要はあり?専用の診断書はあるの?


2021-03-24     フェリクシード Logicco , ロジッココラム


こんにちは!フェリクシードロジッコです。

個人事業主として起業し、軽貨物ドライバーとして働いている皆さん、「健康診断」って受けていますか?

会社員と違って定期的な健康診断の義務がないため、ついついそういった健康管理を後回しにしている方も多いのではないでしょうか。

今回は、その「健康診断」についてのお話です。

健康診断の重要性

健康を損なうと、即収入減に・・・

軽貨物ドライバーとして個人事業主として働く場合、健康診断を受ける「義務」は原則としてありません。
また、健康診断を受ける際には、会社が費用を負担してくれる会社員の健康診断とは異なり、基本的に自費で受けなくてはいけません。

だからといって後回しにすると、いざ突然病気になった時にどうなるでしょうか。

体が資本のため、自分の体調の問題で仕事ができなくなり、それは即、収入減に繋がってしまいます。
途端に生活がひっ迫してしまう恐れがあるため、しっかりと健康診断を受け、体調管理をしていきましょう。

現場によって診断書の提出を求められる場合も

健康診断の義務がないとはいえ、健康で安全運転をされるドライバーさんを望む荷主さんは多く、配属される現場によっては自動車事故防止のために「健康診断書を提出をしてほしい」と言われる場合もあります。

今後はパンデミックの影響もあり、ますます健康・体調管理への意識が高いドライバーさんが求められていくでしょう。

また、貨物自動車運送事業輸送安全規則及び旅客自動車運送事業運輸規則に基づき、ドライバーとして新たに雇い入れた者・事故惹起者・65歳以上のドライバーなどは、国土交通大臣が認定する運転適性診断が義務付けられています。
運転適性の診断書として「初任診断」などを求められるケースもあります。

いずれも、ドライバーさんとして契約が決まった段階で、すぐにご自身で健康診断や運転適性診断を受けておくのがオススメです。

健康診断・運転適性診断の内容

健康診断の項目

ドライバーに対して行われる健康診断は、主に下記11項目です。

1.問診
2.自覚症状及び他覚症状の有無
3.身体測定(身長、体重、腹囲、視力、 聴力)
4.胸部X線検査
5.血圧
6.貧血検査
7.肝機能検査
8.血中脂質検査
9.血糖検査
10.尿検査
11.心電図検査

健康診断の受け方としては、次の二通りの方法が一般的です。

・病院やクリニックに行って受ける
・地方自治体が実施する健康診断を受ける

健康診断を受けられるところ探す場合、自治体に問い合わせるか、「自分の住まいの地域名+健康診断」でネット検索をし、受けやすい所へ向かいましょう。
※もし荷主さんや現場が指定した健康診断があれば、そちらに従ってください。

運転適性診断の項目

・事業者が運転者として新たに雇い入れた者→初任診断
・65才以上の運転者→適齢診断
などの運転適性診断があります。

内容は、動作の正確さ・判断及び動作のタイミング・注意の配分・視覚機能・安全態度及び危険感受性・安全な運転業務を行なう事に関連する性格特性の度合いなどをテストします。

運転適性診断を受けたい場合は、「自動車事故対策機構(NASVA)」に受診の予約を入れます。
インターネット・電話にて、適性診断受診の申し込みをしましょう。(完全予約制)

▼参考:
申し込み方法/独立行政法人自動車事故対策機構 NASVA(交通事故)

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健康診断で自分の思わぬ体調の変化に気づくこともあります。
新しい現場に決まったときや閑散期などの受診しやすいタイミングで、ぜひ毎年健康診断を受けるようにしましょう!

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