「目指せ!スーパー宅配ドライバー!」⑨交通事故対応について
2018-05-18 フェリクシード Logicco , ロジッココラム
こんにちは。
どんなにベテランのドライバーさんであっても・・・
どんなに安全運転を心がけていても・・・
配送中の「交通事故」はある日突然、
予期せぬ状況で起こるものです。
万が一、
・配送中に交通事故を起こしてしまった場合
・もしくは巻き込まれてしまった場合
どのような流れで対応をしたら良いでしょうか?
今回は、事故対応の基本について詳しくお伝えします。
事故が起こった時にまずすべきこと
その場で【必ず】すべきこと
1. 運転を止める
→道路交通法に定められているように、運転者は直ちに自動車の運転を止めなければいけません。
義務を果たさずにその場を立ち去ると、当て逃げ事故となる場合があります。
事故を起こすと動揺してしまいますが、必ず運転を止め、救護措置などを行いましょう。
車は、二重・三重事故や渋滞を避けるため、左端へ移動させます。
2. 負傷者の確認・救護
→相手の怪我の状況を確認してください。
怪我人がいれば、後続車両に轢かれることがないよう、容体を見て動かせるようなら道路左端へ移動させます。
勝手に「軽傷だから救急車は必要ない」と判断しその場を立ち去れば、救護義務を怠ったとみなされ、当て逃げと同じ処罰の対象となります。
3. 警察への連絡(110番)
→必ず110番へ電話すること。通行人に依頼してもかまいません。
(※110番時にケガ人がいる旨を伝えれば119番はいりません。)
保険手続きをするために、警察の事故証明が必ず必要です。
物損事故でも(例えばガードレールを壊してしまった場合など)も報告義務がありますので警察へ連絡してください。
4. 相手の身元確認・事故状況の記録
→警察を待っている間に、後の示談や損害賠償請求を円滑に進めるため、相手の氏名や住所、連絡先、自賠責保険や任意保険の保険会社名、車両ナンバー、勤務先などを聞き出し、メモしておきます。
5. 保険会社への連絡
→保険に加入していれば、その内容によって事故の初期対応を代わりにしてくれる場合もあります。
※レンタル車輌で加入保険がよくわからない場合はココを飛ばして6へ。
6. 現場から所属会社に連絡
→配送中の事故ですので、所属会社への報告も必ず入れましょう。
※その際に保険会社についても確認してください。
【配達をしている】ということで、相手の怪我、自分の怪我も心配ですが、【時間指定の荷物があるかどうか】・【お客様は待ってくれるのか】ということを配属先やお客様に連絡する必要があります。
スムーズに伝える要点はこのような点です。
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・いつ・・・事故発生日の年月日、時間
・どこで・・・事故の発生場所
・誰が・・・運転者名、車両の車名、登録番号
・誰と・・・相手方氏名、電話番号、住所、相手方の車名、登録番号、会社連絡先
・どうして・・・事後状況
・どうした・・・現在までにとった処置、怪我人の有無、病院名
・届出警察・・・担当者名も必ず確認
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後ほどするといいこと
交通事故直後は緊張や混乱で、正常な判断が出来ない可能性もあります。
例えば事故で自分は全く怪我をしていないと感じても、その場を離れてから痛みが出てくることが多いと言われています。
目立った怪我がなくても、なるべく迅速に医師による診断を受けましょう。
絶対やってはいけないこと
1. 自分が被害者でも、事故現場から立ち去らない
事故直後のパニックの中、どちらの過失が大きく自分は被害者だと明確に判断できる人は少ないものです。
自分が被害者だと思い込んだり、仕事中だから・・・などの理由で、その場を立ち去ることは絶対にしてはいけません。
道路交通法で定められている救護措置や警察への連絡を行わなかった場合、あなたが被害者であっても罰せられます。
2. その場で謝ったり示談は絶対しない
あわてている事故現場で安易に「すみません」と言ったり示談をするのは禁物。
法外な賠償金を要求されることがあります。
「私が全て支払います」などといった念書は絶対に書かないこと!
示談を強要されたら、「この事故の解決は当社の保険会社○✕○✕に一任します」と書きます。
いざという時に助かる「保険」
自動車保険には、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、
個人の意思で加入する「任意保険」があるのは既にご存知ですよね。
いざという事故の時、現実には、自賠責保険の補償内容だけでは足りないことが多いようです。
そんな時に保障をカバーできるのが任意保険です。
保険料を出し渋って未加入のままですと、もし事故を起こしたときに被害者への損害賠償を【自己負担で行う】といったリスクがあります。
こういったリスクを考慮すると、軽貨物配送をする上で、いざという時の保障として保険の加入をぜひともおすすめいたします。
※レンタル車輌ご利用の場合は、任意保険はこちらでご用意しておりますので、詳細はフェリクシードロジッコまでお問い合わせください。
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いかがでしたか?
交通事故の初期対応では様々な行動を必要とされていますが、実際には、事故を起こしたor起こされたことで
パニックになってしまってあたふたしてしまうことでしょう。
少しでも落ち着くためには、事前の準備が重要ですので、事故対応について、ぜひ本ブログ記事より事前にシュミレーションをしてみてください。
もちろん、フェリクシードロジッコではドライバーさんの安全を願い、事故・トラブル発生時も、全力でサポートさせていただきます!
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