軽貨物運送業ドライバーの必需品!?(実践編)
2016-02-16 フェリクシード Logicco , ロジッココラム
こんにちは。
今回は前回に引き続き、運送ドライバーの必需品のお話をさせていただきます。
前回は、運送業務の現場で一度は使う仕事アイテムについてお話しさせていただきました。
どれも必須アイテムになっておりますので、ぜひお早めにご準備ください!
さて、今回のおはなしは実際にドライバーとしてお仕事を始めると、現場によってはないと困る
実践編のお仕事道具のおはなしです。
早速ですが以下のものをご準備しておくと良いでしょう。
- 台車※重要
- ジャンプコード(バッテリーコード)
- 毛布
- ヘルメット
①台車
おそらく、配送業務のなかで使用頻度は抜群に高いのがこの「台車」です。
まず持っていないと仕事になりません。企業配送の現場で車と現場を1個ずつ運んでいく
ドライバーをわたしは見たことがありません。
効率的な配送のためにも、すぐにご購入をおすすめします。
台車は少し大きいホームセンターであればまず購入できます。
価格は何千円~2万円程度と幅があり、使用感に大きな差があります。
ご判断はお任せしますが、なるべく良いものを購入する方が良いです。
台車の素材には、主にスチール製・プラスチック製・ステンレス製があります。
・スチール製は丈夫で安価
・プラスチック製は軽い
・ステンレス製は丈夫な上、錆びにくく衛生的
そして、ブレーキが付いているのを選んでください。
その理由は過去にこんな事例があったそうです・・・
駅のホームのKIOSKに配送を行っていたドライバーさんがいました。
その方は、ブレーキのついてない台車で配送をしていたそうです。
たくさんのペットボトルやお菓子、食料品がはいった段ボールを積み
ホームに対して垂直に台車をとめて荷入れをしていたそうです。
ゆるやかな傾斜が少しずつ車輪を回していきます。
台車はゆっくりゆっくりと、そして確実にホームへ近づいていきました。
・・・その後どうなったかはご想像にお任せいたします。
※現在KIOSKへの業務にはブレーキのついていない台車以外は
使用禁止となっております。
②ジャンプコード(バッテリーコード)
軽自動車のバッテリーは非常にか弱いです。
冬場に室内灯をつけたまま1時間の放置でバッテリーが上がってしまいます。
バッテリーのトラブルは事故と同じくらい避けたいトラブルの一つです。
なぜなら、車が動かなくなってしまうからです。
車が動かない=荷物が運べない=稼げない
このような事による損失は避けたいものです。
しかし、ランプ消し忘れなどによるバッテリートラブルは起こる可能性がおります。
いち早く作業再開をするために、ジャンプコードを積んでおきましょう。
万が一バッテリーがあがっても、他の車に頼んでジャンプをお願いすれば復帰が可能です。
③毛布
深夜帯配送時の仮眠のためではありませんよ。
スポット便での集荷があったとします。お客さまによってはコワレものや電化製品の配送を
依頼される場合があります。
そのまま積んで配送をおこなってしまうと、ほかの荷物と干渉して配送物が割れたり・壊れたりする
可能性があります。
そんな時に毛布一枚あると、荷物を養生することができます。
こちらも安心して配送をすることが可能です。
④ヘルメット
ん?運送業なのにヘルメット?
皆さんもそう思うかもしれません。
少しお話しはそれますが、軽配送の配送物は多岐にわたります。
(この辺りのお話しは改めていたします)
お仕事をお受けするのは「軽自動車」に積める大きさである事が、基本条件です。
例えば工事現場の荷主様がいたとします。
建築関連のお仕事は、資材運搬がついて回るので運送業と密接な関係があります。
軽配送では大きな資材は運べませんが、接合に必要な金具やネジを、メーカーや販売店から
現場まで届けるお仕事がよくあります。
配送先のお客様まで荷物を持っていくときに、そのままの恰好で入っていくことは出来ません。
工事現場はヘルメット着用が必須なのです。
現場で借りることなどは難しいため、是非おひとつご用意をおすすめします。
ともあれ、大切な荷物を守るためにも良い商売道具を選んでくださいね。
それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。